4月28日から5月7日まで、SPAC-静岡県舞台芸術センターが主催する『ふじのくに⇄せかい演劇祭2017』が開催されます。

上演されるのは、ドイツやフランス、シリアほか世界各国から招聘された日本初演作品や、SPACによる新作など全7作品。

『アンティゴネ』2004年 東京国立博物館本館前での公演より ©︎内田琢麻
2004年 東京国立博物館本館前での公演より ©︎内田琢麻

注目の野外上演作品のひとつ、SPAC芸術総監督・宮城聰による『アンティゴネ ~時を超える送り火~』は、今年7月、世界最高峰の演劇の祭典「アヴィニョン演劇祭」に招聘され、同演劇祭のオープニングを飾ることが決まっています。もうひとつの野外上演作品は、2016年に岸田國士戯曲賞を受賞した演出家・タニノクロウが、舞台芸術公園で滞在制作する新作『MOON』です。

関連企画として、SPACスタッフと富士山を背景にお茶摘み体験ができる「お茶摘み体験をしよう!in 舞台芸術公園」や、まちの集会所や寺院などが宿泊場所になる「みんなのnedocoプロジェクト」なども開催。地域に密着したプログラムが用意されています。

お茶摘み_2014‗クレジットなし

ふじのくに⇄せかい演劇祭2017

会期:2017年4月28日(金)~5月7日(日)
場所:静岡県 静岡芸術劇場、舞台芸術公園、駿府城公園ほか
主催:SPAC‐静岡県舞台芸術センター

詳しくは、公式サイトの情報をご確認ください。