〈ヨコハマトリエンナーレ2014〉開催中
アーティスティック・ディレクターに美術家の森村泰昌氏を迎えた横浜トリエンナーレ第5回展となる〈ヨコハマトリエンナーレ2014〉が、11月3日まで開催中です。
横浜美術館のエントランスホールに巨大な「芸術のためのゴミ箱」が出現。様々なアーティストらの失敗作、未発表作品などを投げ入れる参加型の作品で、会期中随時その「創作」の対極にもあるかのように思われる行為を目撃することができる。(ソーシャルメディアなどで事前告知されているようです)
大阪市西成区の釜ヶ崎と呼ばれる地域を拠点にして、NPO法人ココルームが取り組むプロジェクト。日雇い労働者の町としての歴史をもつ場に集う、あらゆる人を対象とした表現活動についての「学校」を冠した活動が横浜美術館という、本来は選ばれしアート作品の集まる場で紹介される。9月20日(土)、21日(日)にはTAKIDASHIカフェ、出張講座なども開催予定(詳細は以下)。
ヨコハマトリエンナーレ2014 アーティスト・プロジェクト:釜ヶ崎藝術大学
やなぎが計画している演劇公演の舞台として台湾で制作された、トレーラーを改造した移動舞台車。台湾では寺の祭り、カラオケ大会、選挙運動などで「移動舞台車」が使われている。会期中随時、車から舞台へトランスフォームする姿を見ることができる。(ソーシャルメディアなどで事前告知されているようです)
ヨコハマトリエンナーレ2014
会期:2014年8月1日(金)〜11月3日(月・祝)
主会場:横浜美術館、新港ピア(新港ふ頭展示施設)
アーティスティック・ディレクター:森村泰昌
主催:横浜市、(公財)横浜市芸術文化振興財団、 NHK、朝日新聞社、横浜トリエンナーレ組織委員会