暑い暑い夏がようやく終わり少し秋の風を感じる今日。ほっと一息、少し外に出てみようかなと思う気候になりましたね。この秋も各地で注目の芸術祭・アートプロジェクトが開催されます。そこで、編集部による2018年の秋おすすめのイベントをご紹介します!

主要芸術祭・アートプロジェクトカレンダー(2018)のページでは、カレンダー&リスト形式でより多くの内容をご紹介しています。

みちのおくの芸術祭 山形ビエンナーレ2018
2018年9月1日〜9月24日(期間中の金・土・日・祝日)
東北芸術工科大学が主催する現代アートの芸術祭。2018年のテーマは「山のような」。会期の13日間にわたって映画上映やライブ、トークイベントなど多彩なプログラムを展開する。山形市の暮らし、地域文化から創造的なアイデアを生み出し、古くてあたらしい「みちの(お)く」を提案してます。
https://biennale.tuad.ac.jp/

MOTサテライト 2018秋 うごきだす物語
2018年10月20日〜11月18日(期間中の金・土・日・祝日)
東京都現代美術館が改修休館中に活動を館外に拡張し、まちなかでアーティストの作品展示やプロジェクトを実施することで、「まち=地域」の魅力を再発見しようとする試みです。主な展示は、工場跡地や地域拠点を活用した7ヶ所の「MOTスペース」。また清澄白河の街の中のカフェやロースタリー、商店街などに点在する小さな展示「MOTスポット」も、まち歩きをしながら楽しむことができます。
http://www.mot-art-museum.jp/exhibition/mot-2018.html

黄金町バザール2018
2018年9月21〜10月28日
境界を越え、まちに広がり、日常を彩る、架空のスーパーマーケット! 横浜・黄金町エリアの川、高架下、公共空間、既存の商店などで7ヵ国17組のアーティストが参加をするアートフェスティバルです。制作現場を見ることのできる、黄金町ならではのプログラムもあります。
http://www.koganecho.net/


糸島芸農:糸島国際芸術祭2018
2018年10月20日(土)、21日(日)、27日(土)、28日(日)
美しい自然と豊かな農業などの生産現場に恵まれる福岡県糸島市。糸島芸農はそんな豊かな食の資源と歴史をアートやデザインなどの媒体で表現し、地域の活性化を目指しています。豊かな自然に触れ、地域の魅力も身近に感じることのできる芸術祭です。
http://www.ito-artsfarm.com/

アニッシュ・カプーア in BEPPU
2018年10月6日〜11月25日
「in BEPPU」 は国際的に活躍する1組のアーティストを招き、地域性を活かしたアートプロジェクトを実現する個展形式の芸術祭です。2018年はインド生まれ、ロンドン在住のアニッシュ・カプーアを招聘、山と海の間に位置する別府公園を会場に、3つのプロジェクトが展開されます。地球のマグマ活動によって熱せられた地下水が湯や蒸気となって空へと昇り、雨となり再び大地に還る、そのような温泉地・別府が持つ特性を捉えた展示が予定されています。
大分県内では「第33回国民文化祭・おおいた2018」「第18回全国障害者芸術・文化祭おおいた大会」も同時開催。イベントだけでなく、県内の地域の魅力を合わせて楽しむことのできるツアー「ARTrip」もおすすめです。
http://inbeppu.com/